お漕ぎ船伝説Ⅰ

体育大会2001

 毎年、夏の宮島の管弦祭で阿賀の漁師達は、御座舟を先導する特別な役割が与えられています。
それは、かつて阿賀の漁師達が、嵐の中、
宮島の神様を祭る御座船の救援を果たした功績をたたえ、
そのような役割が与えられるようになったと言います。
 その「阿賀もんの勇気とやさしさ」をテーマにソーラン隊一期生のメンバーが自分たちでつくりあげたのがこの踊りです。

 この踊りを体育大会で初披露した2001年は、折しも、ちょうど、その救難劇が起こった元禄14年(17001年)ちょうど300年後の年でした。この踊りを創作しながら、私たちはとても不思議な気持ちに何度もなりました。
 その後、「お漕ぎ船伝説2」ができたため、今では幻の曲と踊りになっていますが、体育大会で、当時の3年生達は「阿賀もんの魂」がほんとうに乗り移っているかのような
気迫のある踊りを披露し、見る人を感動させてくれたのでした。

4.png体育大会2001阿賀中ソーラン節 19_1.png全校生徒によるエンディング

 お漕ぎ船伝説Ⅱ

「お漕ぎ船伝説」は体育大会用につくった踊りで5分近くあるので、いっぱんのよさこい祭では、長すぎてなかなか踊ることができません。
 また、踊りももっと練り上げたいとの思いから、「おこぎ船伝説」をリニューアルし、2002年のよっしゃこい祭で披露。
 さらに1年かけて練り直し、2003年のよっしゃこい祭「夏」でよっしゃこい大賞およびYAMATO大賞を受賞した踊りです。
 この踊りを通して、阿賀もんの勇気とやさしさを後輩たちに受け継いでいきます。
dsc_0982.pngよっしゃこい大賞受賞(2003) dsc_0220.pngYAMATO大賞(2003)

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