2003.9.13 毎日新聞高知版の記事から転載
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[支局長からの手紙]「甲子園」での評価 ------------------------------------------------------------------------ よさこい祭り50周年記念として始まった「よさこい甲子園 」のプレ大会が今月7日、高知市の中央公園および帯屋町アー ケード内でありました。中学・高校チームによる躍動美の競演 とあって、本祭時に近いにぎわいでしたが、そんな中でただひとつ気になったのが審査です。 「えー、くれびとは選外?」。発表結果は私の評価とは幾 分異なるものでした。戦艦「大和」を生んだ広島・呉市の若者 として平和への祈りを踊りに込めたという「YAMATO・く れびと」の渾身(こんしん)の演舞が、私には最も輝いて見えたのです。 チームリーダーはステージ上でそのメッセージを高らかに訴 え、続く踊りも力感にあふれ、よさこいが単に芸能としてだけでなく、ある種理念を伴った社会活動として広がりつつあることを実感させるものでした。 閉会後、公園の隅で肩を落とすリーダーに私は語り掛けました。「私は審査員ではないが、君らの踊りが一番素晴らしく見 えた。君のリーダーぶりも立派だったよ」と。 「ありがとうございます。そう言っていただけると……」。 日に焼けたリーダーのほおに涙が光っていました。 芸術性が強いよさこい。評価には主観的要素も必要です。客観性を担保しようと技巧点ばかり重視すると誤ります。まして 、今度の場合「甲子園」。参加チームの多くが「競技性」を強く意識していたはずです。何が、どう評価され、受賞に結び付くのか、関心を寄せていたことでしょう。 私は少なくとも、審査基準を広く公表し、かつ表彰式では受賞チーム名を読み上げるだけでなく選考理由を述べて、合わせて個別チーム名をできるだけ多く挙げながら全般的講評を行う必要があると思います。 せっかく遠隔地から駆け付けて受賞できず、釈然としないまま悔しい思いで帰る若者の姿は見るに忍びません。「惜しくも 選に漏れたが、君らはこの点が群を抜いて素晴らしかった」。 その一言がどれだけ救いになるか。一考をお願いできればと思います。 【高知支局長・北川達之北] |
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YAMATOくれびとから巣立ったメンバー達の中には,それぞれの新天地で踊りの輪を拡げるものもいた…
2013年5月5日
フラワーフェスティバルにて 奇跡の合同パレード
YAMATOくれびと一期生の松林先生の率いる因島南中学校の跳楽隊とともに
YAMATOくれびと一期生の松林先生の率いる因島南中学校の跳楽隊からパレードへの参加要請を受けて…。跳楽隊は中学生なのにしっかり声を出しているのでびっくり(昨年度の尾道の祭りでさすが優勝したことがあるチームだ)
2019年4月 令和元年のはじまりとともに
YAMATOくれびと一期生の松林先輩が新しい代表となってYAMATOくれびとは新しい時代へ
松林先輩が呉へ帰ってきた。
そしてYAMATOくれびとの新しい代表として
YAMATOくれびと率いていくことになった。
令和元年,新しい時代がはじまる
2019年10月14日 大阪メチャハッピー祭OHP賞受賞!